ゲームとは人生だ!
…ゾンビにとってもね!
私たちは、すべての物事から学びを得ることができる。
もちろんゲームからだってたくさんの学びがあるぞ!
記念すべき第一回目はMinecraftから学んでいこう!
はじめにMinecraftについての簡単な説明を。
Minecraftことマイクラの魅力はたくさんあるが、
今回紹介するのにあたって知っておいてほしいことは、
「マイクラの世界は小さい地球であること」だ。
(なお今回はすべてオーバーワールドの話をしていく。野暮なツッコミはナシだぞ!)
平地から雪山、海や砂漠など様々な「バイオーム」と呼ばれる地帯があり、
それぞれが入り乱れて世界を形作っている。その様は本当に小さな地球のよう!
そしてどこから地下を掘り進めていっても必ずマグマにたどり着く。
今回の学びはここにある。
ニンゲンたちは自己啓発系と言われるような本を読んだことがあるだろうか?
動画でもいい。そういったジャンルのなにかだ。
ひとつふたつであればピンとこないかもしれないが、いくつも触れているニンゲンであればみんな同じことを言っていることに気がついたことがあるのでは…?
これをゾン子はMinecraftのようだと思った。
要は、みんな深く深く掘るにつれてマグマにたどり着き、
「ある程度まで深くまで掘るとマグマにつくぞ」
と言っているのだ。
例えば雪山バイオームからスタートしたニンゲンと、
砂漠バイオームからスタートしたニンゲンが、
同じように地下を目指したとしたら…
それは全く違う体験になる。
砂漠の砂を掘るのにはスコップが便利だし、雪山を歩くには皮のブーツの方がいい。
道中には洞窟が待っていることもあるだろう。
もしかしたら海とつながっているかもしれない。
結果たどり着くところは同じでも、その冒険譚はそれぞれ違うものになる。
だからこそみんな自分の冒険譚を語る。
砂漠の人がシャベルが良いと言っていたし…と岩山をスコップで掘る、
というのはゲームでは笑えるミスだけど、
現実にもせっかく手に入れたシャベルに固執してしまう人は多いと思う。
要するに自分に合ったやり方があるのだ。
現実はマイクラのように自分がどこのバイオームにいるのか見た目で判別することは出来ない。
力や知識といった個体差もある。
だからマグマにたどり着くまでの方法はマイクラよりたくさんあるだろう。
ここまでは話してこなかったけど、マイクラ世界はもう少し複雑だ。
暗闇にはこちらを狙うモンスターがいて、それぞれに個性がある。
体力は満腹なら回復していくけど、牛を倒して生肉を食べているだけでは回復量は乏しい。
武器や防具もある。
最も強い鉱物を探すには地下へ地下へと潜る必要がある。
前述の通り暗闇にはモンスターがいて、体力を満たす食料も存在しない
(ゾンビの腐肉を食べることはできるけど!)
明かりをつけるには松明が有効だけど、素材の木は洞窟内にはなかったり…
相応の準備とトライアンドエラーが必要になってくる。
まあ大体人生だわな!
それで、マグマの溜まっているギリギリ付近に1番当たりの鉱石がある。
自己啓発本に書いてあるのはそこへのたどり着き方とか、
その鉱石をどう加工するのが賢いかとかそういうこと。
例えばそこへたどり着くための道を整備したり、食料の安定確保のために牧場を作ったり、武器や防具の強化をしたり…
「地下に行くには牧場を制せ」
「最強装備に必要なのは村人との交流」
なんて一見よく分からないものも、その人の冒険譚で見つけた正解なのだ。
何が言いたいかと言えば
1番いい鉱石はマグマの付近にあるっていうのをマイクラプレイヤーは知っていて、
未プレイヤーや新人は知らないってこと。
真理は誰がどこからどう掘っても同じところにあって、
伝え方や、やりやすい方法が人の数だけあるってこと。
だから人の言う通りに掘ってみてダメだったらささっと諦めて他のやり方を試してみたらいいし、
自分が上手くいったら他の人に自分の方法を教えてあげたらいい。
そして多分君はこう思う!
「どこから掘っても最後はマグマに着くだけだ」
ってね!
コメント
そしてゾンビはマグマに沈みながら言葉を残す。
「I’ll be back.」
この装備でマグマダイブしたらそんなかっこいいこと言う余裕なさそう…笑